7月は9冊 §156

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九鬼トシユキです。
8月の最終日。
そういえば…と、
遅ればせながら7月の読書記録です。
7月に読んだ本は、
以下の9冊でした。
『キケン』有川浩
『スティーブ・ジョブズ 神の遺言』桑原晃弥
『数学的思考法』芳沢光雄
『ローマ人の物語 (2)』塩野 七生
『古典力』齋藤孝
『マインドフルネス』バンテ・H・グナラタナ
『不格好経営』南場智子
『間抜けの構造』ビートたけし
『自分の中に毒を持て』岡本太郎
7月の最後に読んだ、
岡本太郎『自分の中に毒を持て』
は凄まじかったです。

岡本太郎は亡くなってますし、
今から20年前に出版された本。
それなのに全く違和感がありません。
岡本太郎は言います。
「ぼくはいつでも、あれかこれかという場合、これは自分にとってマイナスだな、危険だなと思う方を選ぶようにしている」
その理由として、
「誰だって人間は弱いし、自分が大事だから、逃げたがる。頭で考えて、いい方を選ぼうなんて思ってたら、何とかかんとか理屈をつけて安全な方に言ってしまうものなのだ」
と。
危険な道を選ぶか安全な道を選ぶか、
その二者択一の選択は常に、
誰にでもあります。
その際、
危険な道をあえて選ぶとする岡本太郎は、
とても人間らしい。
今日の社会では、
安全な道を選びなさい的な風潮がある。
安全な道を選んだ方が、
良い人間とする見方もある。
いや、今日の社会ではなく、
岡本太郎が本を書いた当時もです。
安全な道を選び、
それで満足ならば言うことなしですが、
もし不満ならば、
本当に自分の進みたい道を選んだ方が良い。
危険な道は、
毎日の闘い、
瞬間瞬間の闘い。
闘うためにはエネルギーが必要であり、
そのエネルギーこそが、
生きるエネルギーなんだと思います。
力もらいました!
もがいてみたいと思います!
お読みいただき、
ありがとうございます。
また、
アクセスも感謝です。
☆フォーチュン九鬼☆
「栃木の城+α」
管理人:九鬼トシユキ
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