九鬼トシユキです。
アクセスありがとうございます。
8月の読書は、
あまり進まずで、
以下の6冊です。
『スタンフォードの自分を変える教室』ケリー・マクゴニガル
『日本に自衛隊がいてよかった』桜林美佐
『雪国』川端康成
『仕事の思想』田坂広志
『男たちへ』塩野七生
『男の肖像』塩野七生
『男の肖像』は、
幾人かの歴史人物を取り上げ、
魅力的に書かれています。
イタリアを専門とするからか、
女性視点からなのか、
塩野七生さんの独自の視点は、
実に面白い!
この本の中で語られる北条時宗には、
あっ!と驚かされました。
「まったく、モンゴル一色に彩られた生涯であった。しかも、17歳から33歳までの16年間である」
と塩野七生さんは、
年表を挙げて北条時宗を指摘し、
そう言われてみると、
北条時宗の人生は異色すぎます。
元寇のことを冷静に考えた場合、
神風で元軍が壊滅したと言うのは、
神秘的に仕上げたのかもしれません。
神風、つまり台風によって勝った…
ではなく、
北条時宗をはじめ、
日本の武士団が善戦をし、
必死に防戦してる間に台風が来た!
というのが真相かと思います。
でも残念ながら、
北条時宗は元寇の時の執権程度しか知られてない。
私はそうです。
もちろん、
「神風」
と神秘的に仕上げるのと、
「実はね…」
とリアリティーに仕上げるのとでは、
元寇の出来事と勝利は、
その差が大きすぎるのも確かかもしれないですが…
今日もありがとうございます!
☆フォーチュン九鬼☆
「栃木の城+α」
管理人:九鬼トシユキ
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