九鬼トシユキです。
栃木県下都賀郡壬生町にある「壬生城」は、
中世では壬生氏の城。
壬生氏滅亡後も廃城にはならず、
江戸時代も壬生城は健在です。
しかも、
徳川将軍家にとって、
かなり重要な城となっています。
将軍が日光東照宮へお参りする際、
行きは3泊4日で江戸から日光へ。
帰りも3泊4日で日光から江戸へ。
日光社参は、
そういう行程で行われる一大イベント。
その際、
将軍が宿泊する城は、
岩槻城、古河城、宇都宮、そして壬生城。
この4城がありました。
より詳しく書くと…
行き帰りでルートが若干異なります。
行きは岩槻城、古河城、宇都宮城と、
宇都宮の方から日光へ。
帰りは壬生城か宇都宮城、そして古河城、岩槻城と、
壬生の方から江戸へ帰るルートもありました。
つまりこの4城には、
将軍が日光社参の際、
本丸御殿が設けられまして、
それはそれは…
本丸御殿というのは、
将軍以外は立ち入りなんてとてもできない、
別世界の空間です。
今は普通にその場に立てますので、
なんだか不思議な感覚ですね!
今日もありがとうございます。
☆フォーチュン九鬼☆
「栃木の城+α」
管理人:九鬼トシユキ
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壬生城
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