九鬼トシユキです。
とちぎテレビで放送されている「テレビ民話語り」で、
栃木県の民話が紹介されています。
民話の舞台が、
今でも残っていることが多くあることを知ってから、
民話にも少し興味を持ってきました。
栃木県下野市小金井にある「慈眼寺」は、
徳川将軍家が日光社参を行う際の休憩所に使用され、
徳川家から2匹の龍を賜りました。
小金井で日照りが続いた時、
雨を願う村民の願いを聞き入れた慈眼寺の住職が、
タライに水を入れ、
2匹の龍を浮かべて祈り始めました。
祈っても祈っても雨が降らない。
諦めかけた時、
タライの水が波を立てて、
雄の龍が天に向かって飛んで行きます。
すると黒雲が現れ、
雷ととともに大雨が降り出しました。
その後、
天に向かった雄の龍が戻ることはなく、
残った雌の龍だけが、
今でも慈眼寺に祀られていると言います。
慈眼寺には葵の紋があります。
今日もありがとうございます!
「栃木の城+α」
管理人:九鬼トシユキ
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