九鬼トシユキです。
以前「宇都宮頼綱の子供1」にて、
宇都宮頼綱の男の子供達を取り上げたので、
今回は女の子編の関係図です。
宇都宮頼綱の娘の嫁ぎ先は公家で、
超ビッグだったりします!
まず三条実房に嫁いだ娘。
三条氏は清華家です。
公家の家格は摂家が一番高く、
その次が清華家。
宇都宮氏の娘が清華家に嫁いでいたことは、
宇都宮氏の存在の大きさが窺えます。
次に中院家に嫁いだ娘。
この関係図も面白いところで、
頼綱の娘が嫁いだ中院通成の祖父は一条能保。
一条能保は源義朝の娘を妻としていたことから、
頼朝が天下取ってからは一気に地位が向上しています。
そして藤原為家に嫁いだ娘。
為家の父は、
百人一首で有名な藤原定家です。
百人一首は、
頼綱が定家に依頼したことで成立したと言われます。
百人一首=藤原定家+宇都宮頼綱なんです。
こういう認知が広まってくれると嬉しいですね!
私自身も百人一首を学びます!
今日もありがとうございます!
「栃木の城+α」
管理人:九鬼トシユキ
http://tochigi-burg.com/