九鬼トシユキです。
おぉ!!
と驚く看板。
栃木県下野市小金井にある「慈眼寺」
いつの間にできたのか、
看板には、
「徳川将軍家日光社参御昼所」
と書かれています。
そうです!
慈眼寺は将軍の日光社参の際、
休憩が行われた場所です。
このような看板文字は、
将軍?なんだろうなぁ?と疑問を抱き、
歴史を知るきっかけになりそうですね!
さて慈眼寺。
非常に興味深いのは、
創建が新田義兼によるものだということ。
新田義貞で有名な新田氏、
義兼はその祖です。
新田氏と言えば…
徳川氏は新田氏の子孫を称しています。
日光社参の際、
慈眼寺に御殿が設けられたり、
御殿設けられずとも休憩所として使用されたり…
それはたまたま慈眼寺が選ばれたのか、
あるいは新田氏を意識して慈眼寺が選ばれたのか…
現代に生きる我々でさえ、
新田氏による創建ということを知ることができるため、
徳川将軍家ならば知っていても…
という想像が起こります。
私の想像はさておき、
境内では多くの「葵」の紋を見ることができるため、
徳川家の威光は、
今もなお健在であるかのように映ります。
今日もありがとうございます!
☆フォーチュン九鬼☆
「栃木の城+α」
管理人:九鬼トシユキ
http://tochigi-burg.com/
慈眼寺御成御殿/
にほんブログ村 歴史ブログ